バラ カルピディーム(カルピデューム)
植物分類
バラ科バラ属
原産地
ヨーロッパ
アジア
北アメリカ
花言葉
しとやか 友情 無邪気
名前の由来
ラテン語の「Carpe diem(カルピディーム)」にちなむ
直訳では「その日の花を摘め」
「今この瞬間を生きる」という意味で使用される
生花の開花期
5月~11月
生花の日もち
1週間程度
生花の選び方
茎がまっすぐで葉色が良いもの
ガクが生き生きとし、しゃんと立っているもの
バラ カルピディーム(カルピデューム)とは
優雅に広がる、サーモンピンクの花びらが可愛らしいバラ「カルピディーム」
美しいグラデーションで見る人の心を惹きつけるカルピディームは、オレンジ色のバラの代表として名を挙げられることも多い品種です。
2010年のフラワー・オブ・ザイヤーで最優秀賞を獲得したバラとしても知られています。
大輪のため、1輪でも十分見ごたえがありますが、いくつか合わせて花束にすることで、より幻想的な景色が広がるでしょう。
咲き方は、半剣弁高芯先です。芯が高く、花びらの先が丸でも尖ってもいない形状のものを指し、数あるバラの中でも人気の高い品種となっています。多くのバラを取り扱う花店の店先でも、カルピディームの存在は特に輝いているでしょう。
容姿端麗のカルピディームは、大輪バラの中でも扱いやすい品種です。見た目はふんわりとした印象ですが、花びらはしっかりしているため、フラワーアレンジメントに向いています。
やわらかい印象を持つため、ウェディングや誕生日プレゼント、母の日など、様々な場面に添えることができるバラです。ほんのりとした香りに、元気を与えてくれるオレンジカラーのカルピディームは、お見舞い用の花としても最適でしょう。
ドライフラワーにする場合は、アプリコットオレンジから濃いピンクオレンジへと変化する過程を楽しめます。満開に咲いている時とはまったく違った、新しい美しさに出会えるため、蕾から満開咲き、そしてドライフラワーの完成まで長く鑑賞したいバラの一つです。