ラナンキュラス シャウエン
植物分類
キンポウゲ科キンポウゲ属
原産地
西アジア
ヨーロッパ南東部
地中海沿岸
花言葉
とても魅力的 華やかな魅力 あなたは魅力に満ちている
名前の由来
モロッコ北部の都市、シャウエンにちなむ
シャウエンは「青い街」の意
ラナンキュラスの名は、ラテン語の「rana(カエル)」から
カエルのように見える葉の形や、湿った土地を好んでいたことにちなんで
生花の開花期
4月~5月
生花の日もち
10日間程度
生花の選び方
茎がまっすぐに伸びているもの
花びらの先までみずみずしいもの
ラナンキュラス シャウエンとは
ラナンキュラスシャウエンは、数あるラナンキュラスの品種の中でもエキゾチックな魅力あふれる、モロッコシリーズと呼ばれる種類。花の中からめしべが見えるという特徴があり、濃い赤の花びらと黒いめしべのコントラストが、大人っぽい印象の花です。
10種類以上存在する、モロッコシリーズのラナンキュラス。それぞれに街の名前が付けられていますが、モロッコで栽培された訳ではありません。個性的な色や咲き方が、アラビアンや中世の雰囲気を感じさせる、モロッコの印象と似ていることに由来しています。
細かい花びらが重なり合い、丸みを帯びた見た目は存在感が強く、春のアレンジの主役として登場する機会も多いでしょう。シックな雰囲気を持つ花のため、男性のプレゼントにも最適です。
近年は、大輪のラナンキュラスをたくさん見ることができますが、元々は湿地で咲く小さな花でした。16世紀以降に品種改良が重ねられ、今では日当たりの良い場所で、生き生きと花びらを広げています。
薄い花びらが特徴のラナンキュラスはドライフラワーにも向いています。シャウエンは特に色が美しく残るため、生花の印象そのままにアレンジメントできるでしょう。
春の花ですが、クリスマスやバレンタインなど、ウィンターシーズンに映えるカラーです。ドライフラワーへ加工することで、季節を問わず鮮やかな赤を楽しめます。