バラ ラ・カンパネラ

バラ ラ・カンパネラ

植物分類

バラ科バラ属

原産地

ヨーロッパ
アジア
北アメリカ

花言葉

健やか 爽やか 無邪気

名前の由来

リスト作曲のピアノ曲「ラ・カンパネラ」にちなむ

生花の開花期

5月~11月 

生花の日もち

1週間程度

生花の選び方

茎がまっすぐで葉色が良いもの
ガクが生き生きとし、しゃんと立っているもの

バラ ラ・カンパネラ

バラ ラ・カンパネラとは

オレンジ色をした、細かいフリル状の花びらが特徴的な「ラ・カンパネラ」
まるで、結婚式のお色直しをしたように、贅沢に重ね合された花びらが、見る人の心を華やかに導くでしょう。その見た目から、カーネーション咲きと呼ばれることもあります。

一見柔らかそうに見える花びらですが、触ってみるとしっかり固いことに気付きます。見た目はふんわりとした印象ですが、実はどっしりとしているイメージがリストの「ラ・カンパネラ」に良く似ていたことから、その名が名付けられました。

ラ・カンパネラが生まれたのは、同じ淡いオレンジ色をしたバラ「オークランド」からです。突然生まれた枝変わりの品種として登場し、現在では広く愛されるようになりました。さらに変化を迎えた、黄色の「ラ・カンパネライエロー」も人気があります。

ラ・カンパネラは、一輪ごとに、グラデーションの色味が大きく違うため、毎回違った感動に出会えるバラです。ゴージャスなバラをプレゼントにしたいなら、必ず候補に入れておきたい品種の一つといえるでしょう。

花に厚みがあるため、ドライフラワーにすると印象がまったく変わる品種です。フリルの部分が縮んでいき、小さくまとまっていく様子が楽しめます。ドライフラワーの完成まで、じっくりと付き合ってあげるのがおすすめです。

ジャパンフラワーセレクション第1回フラワー・オブ・ザイヤーにも輝いたラ・カンパネラ。リストの「ラ・カンパネラ」を聴きながら、バラの「ラ・カンパネラ」を眺めるというのも素敵です。音楽の発表会やコンサート会場へ飾ったり、演奏者の方へ贈ったりするのにも、ぴったりのバラと言えるでしょう。

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