バラ エスタ
植物分類
バラ科バラ属
原産地
ヨーロッパ
アジア
北アメリカ
花言葉
愛 温かい心 君のみが知る 一時の感銘
名前の由来
女性名である「Esther(エスタ―)」にちなむ
生花の開花期
4月~10月
生花の日もち
1週間程度
生花の選び方
茎がまっすぐで葉色が良いもの
ガクが生き生きとし、しゃんと立っているもの
バラ エスタとは
エスタは、ピンク色をした小ぶりなバラです。
明るいピンク色ではなく、くすみがかったピンク色で、手に取った人へ上品な印象を与えてくれるでしょう。ブライダル用として、使用されることも多い品種です。
小さめの品種は咲き方も控えめなものが多いですが、エスタは小さいながらもしっかりと花びらを広げてくれます。小さな蕾が開き、見事に開花し、そして散るまでの過程、一つひとつの所作が美しいバラです。
くすみピンクと例えられることが多いカラーですが、よく見ると花びらの先端がほのかな青みを帯びていることに気付くでしょう。中心へ行くほどに薄くなるこの青みも、エスタの魅力を引き立てています。
ピンク色の優しいカラーは他の花たちとの相性がよく、白をはじめとした淡いカラーと一緒に、花束やブーケへアレンジメントされることが多いでしょう。大人可愛いピンク色をそのまま閉じ込められる、プリザーブドフラワーも人気があります。
ドライフラワーにした場合は、また違った印象を出会えます。ピンク色の部分や青みの部分が強くでるため、まるで子どものバラが大人へ成長したかのような、変化を楽しめるでしょう。
切り花として飾るなら、ガラスや白基調のシンプルな花瓶に活けると色がよく映えます。静かに、そして涼しげに咲く姿が、暑さを和らげてくれるようです。
被写体としての価値も高く、特別な一枚を撮るために、エスタを使用しているフォトグラファーが少なくありません。エスタを手に取る機会が訪れたなら、お気に入りの場所や小物と一緒にぜひ写真におさめてみて下さい。自分だけの、特別な一枚になるでしょう。