ダリア
植物分類
キク科ダリア属
原産地
メキシコ
グアテマラ
花言葉
華麗、優雅、 移り気、威厳、感謝
名前の由来
スウェーデンの 植物学者「ダール」の名にちなむ
生花の開花期
5~11月
生花の日もち
1週間程度
生花の選び方
花の色が鮮やかでハりがあるもの。 茎の空洞が小さいものがよい。
ダリアとは
約30000種もあるといわれているダリア。江戸時代後期に渡来し明治時代には盛んに栽培されるようになったといわれています。この花ほど色や形の変化に富む植物はめずらしいのですが、バラ同様に青色の色素だけは持ち合わせていません。
新しい品種が次々と登場して咲き方 もさまざまです。
八重咲き
水蓮咲き
ポンポン咲き
フォーマルデコラ咲き
などがあります。
近年では切り花としての人気が急上昇しました。その背景には赤黒いシックな花色の「黒蝶」という品種が鍵になっています。どこか東洋的でノスタルジツクでありながらモダンな雰囲気が人気の秘密です。
特に大輪のものには圧倒的な存在感があります
もともとは花壇でよく見かける花でしたが、品種改良により、切り花で出回るようになりました。
豪華な花姿に豊富な花色は、ウエディング花材としても人気のようです。
花言葉の「華麗」や「優雅」は その花姿からつけられました。
フランスには18世紀にメキシコからスペイン経由で持ち込まれ、ナポレオン妃のジョセフィーヌが愛した植物として、バラとともに有名になりました。
ジョセフィーヌはダリアの花が大好きで、いつもダリアを宮殿の庭園に咲かせては自慢していたようです。
しかしみんなダリアを欲しがっても彼女はダリアの花を誰にも1本もあげませんでした。ある日どうしてもダリアが欲しかった女が愛人に花を盗ませて自分の庭に植え見事な花を咲かせました。
するとジョセフィーヌがすぐにアリアへの興味を無くしてしまったそうです。
花言葉の多くは美しい花姿からつけられていますが「移り気」に関しては、気まぐれ気性ジョセフィーヌに由来しているようです。