サンタンカ

サンタンカ

植物分類

アカネ科サンタンカ属

原産地

中国南部
マレーシア

花言葉

喜び 可憐 謹厳 熱き想い 神様の贈り物

名前の由来

サンスクリット語でシヴァ神を表す「Iawara」をボルトガル語に訳した説
中国南部にある「山丹山」にちなむ説などがある
三重になっている花の形状や、3度花を咲かすことから、沖縄ではサンダンカとも呼ばれている

生花の開花期

5~10月 

生花の日もち

1週間程度

生花の選び方

葉の先までつやがありみずみずしいもの
切り花の場合は、水揚げが悪いため鮮度保持剤を使用すると良い

サンタンカ

サンタンカとは

小さな花たちが主張し合うようにひしめいているサンタンカ。
開花時期が長く、鉢植えや切り花として、季節を問わず目にすることが多い花の一つです。

丸くころんとしたアジサイにも似た形状と明るいカラーで、見る人の心に元気を与えてくれるサンタンカ。世界中には500を超える品種があると言われていますが、花屋などで主に流通しているのはそのうちの10種類程度です。

赤やオレンジ、というイメージが強いサンタンカですが、白やピンク、黄色などの種類もあり、それぞれ違った顔をみせてくれます。

花の形は丸みを帯びているものから、少し尖った形のものまでさまざまです。茎までしっかり色づいており、発色の良い花として知られています。

ドライフラワーにする場合は、多少の色落ちや黒ずみが見られます。生花のイメージそのままに保存することはできませんが、ドライにしたからこその魅力もあり、押し花やハ―バリウムの材料として利用する方が少なくありません。

サンタンカは、沖縄三大名花の一つでもあり、沖縄や久米島では野生のものが自生しているなど、暖かい気候を好む花です。鉢植えの場合は、冬場室内へ置くことで、秋の終わりまで花を咲かせてくれるでしょう。

薬用植物としても知られ、咳やリウマチ、高血圧などの症状改善のため、煎じて使用されることもあります。

鮮やかなサンタンカは、インテリアとして飾るのに向いている花です。南国テイストのお部屋作りや、お見舞いとしてなど、あらゆる場面で心へ栄養を与えてくれるでしょう。

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